沖縄文化の園 石敢當と表札の相和石材 Welcome to Sohwa Sekizai 

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沖縄より、『表札』のみならず『石敢當』のオススメを発信致します。

明治の文豪の俳句をひとつ。

撫でてみる 
掌(たなごころ)あつし石敢當(せきかんとう)

明治37年7月6日
森歐外 「うた日記」より

※沖縄では一般に「いしがんとう」と言いますが 、 本土の地域によっては 「せきかんとう」、「せっかんとう」、「いしかんとう」と呼ばれているようです。



〒904-2221
沖縄県うるま市平良川234           地図
相和石材
TEL: 098-974-6900
FAX: 098-974-6900
Eメール:myrfm6011@yahoo.co.jp

沖縄県内にて表札、取り付けご希望のお客様は電話、
FAXにても承ります。

沖縄に於ける石敢當の存在について

沖縄には、今でも中国文化の影響を受けた「風水思想」が色濃く残っています。路地裏のあちこちにごく自然に点在するシーサー及び辻々の石敢當。古い民家にはヒンプン。(ヒンプンとは「屏風」と書き、目隠しの役割を果たす石造りの塀、壁のことです。)

建物の後ろには時々大きな「亀甲墓」が突然現れることがあります。「風水」だから当然なのですが、人が墓を守っているのではなく、墓が人を守っているのだ、という思想がそこにあり、正に「畏敬の念」を以って生活する人々の姿が感じられます。観光客の方々にとっては、沖縄の風情を実感できる場所なのではないでしょうか。

沖縄には二大魔除けと言って「シーサー」と「石敢當」が沖縄全域にわたり数多く見られます。シーサーは屋根もしくは塀の上あたりに設置され石敢當は地上、もしくは地上に近い門や壁、塀に取り付けられます。

家を建てると通常はまず表札を考えがちですが、実際には表札を後回しにしても石敢當を先に付ける人も多く、これはひとまず、石敢當を付けておけば何となしに落着くとでもいいましょうか、沖縄のオジィ,オバァが「石敢當を付けたから安心さぁ」という表現にも象徴されているように思います。

石敢當に関してはメニュー欄の中の「石敢當について」でも触れていますので興味のある方は御覧ください。


アジア諸国に広まった石敢當

石敢當は、さかのぼれば中国福建省を起点(基点)としていますが、現在は本家本元の中国では石敢當は人々にほとんど知られていません。
福建省、厦門の街等を見回しても石敢當を見ることはありませんし、若い人、中年の人たちに「石敢當」と書いたメモを見てもらっても首をかしげて分からないと言った様子です。石敢當は中国の人にとっては最早過去のものとなっているのが現状です。したがって、沖縄のように石敢當を設置する習慣は現在、中国にはありません。

琉球王朝の大交易時代に中国からいろいろな文化が琉球に伝わりましたが、その中に石敢當もあったのです。
琉球の人々はこの石敢當を魔除けとして受入れ、大切にし、徐々に島内に広めてゆきました。
中国では既に忘れ去られ、設置されることもなくなった石敢當を沖縄(琉球)の人々は遥か昔から魔除けとして大切に伝えつづけ、石敢當は今や沖縄を代表する魔除け、護符、守り神となって人々の安心立命、除災招福に一役買っています。

石敢當はアジア諸国に広く分布し、台湾、香港では比較的多く見られ、シンガポール、マレーシアなどにも存在するようです。
そういった中でも、とりわけ日本の中の沖縄はアジアの中でも際立って石敢當を多く受け入れている地域と言えるでしょう。

今日、石敢當は沖縄文化の一つであり、石敢當は沖縄独自の魔除けと言っても差し支えないのではないでしょうか。

望むべくは、かつて日本本土にもあった石敢當ゆえに、これを沖縄だけに留めるのではなく、日本本土でも復活して、行く末は石敢當が
日本本土にても普通の存在であるようになればと思います。